会社法解説– tag –
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会社法4-8:代表取締役
代表取締役の選定 代表取締役とは、会社の業務を執行し、対外的に会社を代表する取締役のこと。 取締役会設置会社の場合、代表取締役は、取締役会の決議で取締役の中から選定しなければならない(362条2項3号・3項)。一方、取締役会非設置会社では、定款... -
会社法4-7:取締役会
取締役会の職務 取締役会とは、すべての取締役で組織される合議制の機関で、その職務は、①業務執行の決定、②個々の取締役の職務の執行の監督、③代表取締役の選定・解職の3つ 業務執行の決定 取締役会は、会社の日常業務(常務)の意思決定を代表取締役や... -
会社法4-6:取締役
取締役とは? 取締役会非設置会社の場合、取締役は、会社の業務を執行する機関。一方で、取締役会設置会社の場合、取締役は、単なる取締役会の構成員にすぎず、会社の業務を執行する機関ではない。 株主は、経営に興味がない場合や経営の能力がない場合が... -
会社法4-5:株主総会の決議
株主総会の権限 株主総会の招集 株主総会の議事 株主総会の決議 決議方法 株主総会の決議は、定款に別段の定めがある場合を除き、「議決権を行使することができる株主」の「議決権の過半数を有する株主」が出席し、出席した当該株主の議決権の過半数をもっ... -
会社法4-4:株主総会の議事
株主総会の権限 株主総会の招集 株主総会の議事 株主総会の決議 議事 株主提案権 株主には、以下のような権利が認められている。これらをまとめて株主提案権という。 議題提案権一定の事項を議題とするよう請求する権利(303条1項) 議題提出権株主総会の... -
会社法4-3:株主総会の招集手続
株主総会の権限 株主総会の招集 株主総会の議事 株主総会の決議 株主総会の招集手続 ①招集場所 会社法では、株主にとって特に不利益とならない限り、株主総会を開催する場所に制限はない。 ②招集時期 株主総会には、毎事業年度1の終了後一定の時期に召集さ... -
会社法4-2:株主総会の権限
株主総会の権限 株主総会の招集 株主総会の議事 株主総会の決議 株主総会の権限 株主総会とは、会社の構成員である株主によって構成され、会社の意思を決定するための機関。 株主総会の権限は、取締役会設置会社であるか取締役会非設置会社であるかによっ... -
会社法4-1:会社の機関とは?
機関設計 機関とは、会社の代わりに意思決定や行為をする人やその合議体のことをいう。これは行政組織法の行政主体と行政機関に類似している。つまり、行政主体に当たるのが会社であり、行政機関に当たるのが機関といえる。 株式会社には、必ず株主総会と... -
会社法3-8:新株予約権
新株予約権とは? 新株予約権とは、株式会社に対して行使することにより、当該株式会社の株式の交付を受けることができる権利のこと(2条21号)。 新株予約権者により新株予約権が行使された場合、株式会社は、新株予約権者に対して、新たに株式を発行する... -
会社法3-7:募集株式の発行等
募集株式の発行等とは? 募集株式の発行等とは、「新株の発行」と「自己株式の処分」をまとめた概念。これらは、会社成立後の資金調達の方法として行われるもの。 募集株式の発行等の態様には、株主の持ち株数に応じて株式の割当てを受ける権利を与える場... -
会社法3-6:株主名簿
株主名簿の作成 株主名簿とは、株主に関する事項を記載・記録した帳簿のこと。 株式会社では、株主名簿の作成が義務付けられ、これに 株主の氏名・名称および住所 株主の有する株式の数 株主が株式を取得した日 株券発行会社では株式に係る株券の番号 を記... -
会社法3-5:株券
株券の発行 株券とは、株主の地位を表す有価証券。株券は、原則として発行しないこととされており、定款で株券を発行すると決めた場合に限って発行することができる(214条)。このように、株券の不発行が原則とされたのは、株券を発行しないほうが株式の...
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