民法16-3:「契約上の地位の移転」とは?その仕組みと要件を分かりやすく解説

目次

契約上の地位の移転とは?

---
config:
  theme: neutral
---
sequenceDiagram
autonumber

actor A(売主)
actor B(旧買主)
actor C(新買主)

A(売主) ->> B(旧買主):- 
B(旧買主) -->> C(新買主):譲渡
A(売主) ->> C(新買主):-

契約上の地位の移転とは、契約当事者としての地位を承継させる契約のことをいいます。

契約上の地位を移転させるためには、契約当事者の一方が第三者と契約上の地位を譲渡することについて合意をしたうえで、契約の相手方の承諾を得る必要があります(539条の2)。

なお、賃貸借の目的となっている不動産の所有者が、その所有権とともに賃貸人の地位を移転する場合、賃借人の承諾は不要とされています(605条の3)。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次