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民法解説(4):無効と取消し
無効 無効とは? 無効とは、客観的に見て法律行為が法的効力を与えるにふさわしくない場合のこと。したがって、外見上法律行為が存在していても、無効な法律行為の効果は当初からまったく生じない。 無効行為の追認 無効な行為は、追認をしても効力が生じ... -
民法解説(3):代理
代理 代理とは? 事例 東京在住のAは、北海道の土地を買いたいと思っていたが、北海道まで土地を見に行く時間がなかった。そこで、北海道在住のBに頼んで、自分の代わりにCから土地を買ってもらうことにした。 契約は、本人が自ら相手方との間で結ぶのが原... -
民法解説(2):意思表示
法律行為 法律行為とは? 法律行為とは、意思表示を構成要素とし、その意思によって欲せられたとおりの権利義務関係の設定・変動が生ずる行為。法律行為は、成立の態様により3種類に分類される。 単独行為効力を発生させようとする物の単独の意思で第三者... -
民法解説(1):権利の主体・客体
権利能力 権利能力とは? 権利能力とは、権利義務の帰属主体となることができる資格のこと。権利能力を有するのは自然人と法人。 胎児の権利能力 ①原則 私権の享有は、出生に始まると規定されている(3条1項)ので、人は生まれながらに権利能力を有するこ... -
【条文】民法 第五編 相続(第882条~第1050条)
令和7年6月1日 施行 第一章 総則 (相続開始の原因)第882条 相続は、死亡によって開始する。 (相続開始の場所)第883条 相続は、被相続人の住所において開始する。 (相続回復請求権)第884条 相続回復の請求権は、相続人又はその法定代理人が相続権を... -
【条文】民法 第四編 親族(第725条~第881条)
令和7年6月1日 施行 第一章 総則 (親族の範囲)第725条 次に掲げる者は、親族とする。 一 六親等内の血族 二 配偶者 三 三親等内の姻族 (親等の計算)第726条 親等は、親族間の世代数を数えて、これを定める。 傍系親族の親等を定めるには、その一人... -
【条文】民法 第三編 債権(第399条~第724条の2)
令和7年6月1日 施行 第一章 総則 第一節 債権の目的 (債権の目的)第399条 債権は、金銭に見積もることができないものであっても、その目的とすることができる。 (特定物の引渡しの場合の注意義務)第400条 債権の目的が特定物の引渡しであるときは、... -
【条文】民法 第二編 物権(第175条~第398条の22)
令和7年6月1日 施行 第一章 総則 (物権の創設)第175条 物権は、この法律その他の法律に定めるもののほか、創設することができない。 (物権の設定及び移転)第176条 物権の設定及び移転は、当事者の意思表示のみによって、その効力を生ずる。 (不動産... -
【条文】民法 第一編 総則(第1~174条)
令和7年6月1日 施行 第一章 通則 (基本原則) 第1条 私権は、公共の福祉に適合しなければならない。 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。 権利の濫用は、これを許さない。 (解釈の基準)第2条 この法律は、個人の尊厳... -
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条文 民法 第一編 総則(第1~174条) 民法 第二編 物権(第175条~第398条の22) 民法 第三編 債権(第399条~第724条の2) 民法 第四編 親族(第725条~第881条) 民法 第五編 相続(第882条~第1050条) 解説記事 ※準備中 総則 権利の主体・...
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